肥満

中医学からみる肥満
肥満の原因 - 痰湿(たんしつ)
中医学の理論では、肥満と関係が深い臓腑は主に「脾」「腎」と考えます。

「脾」のはたらき
「脾」のはたらきは、飲食物の消化・吸収・代謝、および栄養物質の生成です。
食物の運化をつかさどることで、食べ物から栄養成分を吸収し、「気」「血」といった栄養物質を生成。体の各部に輸送し、それと同時に水分代謝を調節しています。

「腎」のはたらき
「腎」のはたらきは、人体を構成する基本物質「精」を蔵することで、成長・発育・老化・ホルモンバランス・生殖・水分代謝をつかさどります。

「脾」「腎」は互いに助け合ってはじめて正常な機能を果たしています。「脾」「腎」の機能が低下した場合、脂っこく味の濃いものを過食すると代謝がうまく出来ずに病理物質「痰湿」が体内に生じます。

この「痰湿」こそが肥満の原因なのです。

この痰湿によってさらに飲食物の正常な運化作用が失われ、栄養物質が体の各部に送られないばかりか、脂肪が体内にたまり「気」「血」が滞って循環が悪くなり、様々な病症が起こることがあります。

そのなかでも、つの肥満タイプに分類されています。

胃熱(いねつ)タイプ
熱量過剰タイプ
気滞(きたい)タイプ
イライラタイプ
お血(おけつ)タイプ
血液ドロドロタイプ
脾気虚(ひききょ)タイプ
元気不足タイプ

ダイエットは、まず自分の本来持っている体質と肥満タイプを知ることが成功の秘訣。

また、食生活の改善も必ずといって良いほど必要になってきます。