スクリーンの中のケニアの子どもたちを見つめながら、メキシコやブラジルの子どもたちのことが思い出された。今なにもできない自分に涙が出た。「俺は君たちを見捨てたのではないぞ!」そう叫びだしたかった。そんな気持ちとなったのも、この作品『チョコラ!』が、ケニアの「ストリートチルドレン」を通して、日本を含め、すべての子どもたちの問題を描いている作品だったからだろう。わたしたちが知り、見、感じなければならないことを提起している作品だった。


<<Back
Reviewトップ
トップ

協賛:ビートレンド株式会社